「住まいの健康診断」とは、
売買予定の中古住宅に対して、建築士が建物調査を行い、建物の状態を明らかにするものです。
「既存住宅状況調査」のことをいいます。
改正宅建業法で規定されるインスペクション(建物現況調査)に対応した調査です。
【売主・買主の共通のメリット】
①「住まいの健康診断」の料金が安い
福岡県等による補助があるため、基本診断にかかる利用者負担額が通常料金より少なくなっています。
② 建物の状態がわかる
建物の状態がはっきりするので、取引価格の設定にあたって、お互いが納得しやすくなります。
【売主のメリット】
① 成約しやすくなる
診断物件700件以上に対して、1年以内に429件以上が成約しました。
成約率は60%を超えており、利用者からは「信頼度が高まり、取引がスムーズになった」との評価を得ています。(平成26~28年度実績調べ)
② 取引後のトラブルが減少
建物の状態を専門家がチェックするため不具合による瑕疵の発生リスクが減少し、取引後のトラブルのリスクが減少します。
【買主のメリット】
① 計画的にメンテナンスできる
「住まいの健康診断」により、いつ、どのくらいの費用をかけてリフォームやメンテナンスをすれば良いか、見通しを立てることができます。
② 住宅ローンの優遇を受けられる
「住まいの健康診断」を利用した住宅をご購入の方は、住宅ローンの優遇を受けられます。
③ リノベーション補助を受けられる
「住まいの健康診断」を利用した住宅をご購入の方は、リノベーション工事に対して工事費用の補助を受けられます。